ランチ勉強会をやってみました その8

ランチ勉強会をやってみました その7 の続きです。

実際に行ったランチ勉強会の内容を紹介していきます。

◇2015年10月28日 第 7回 期待-価値説

第7回の内容は、心理学者であるアトキンソンの期待-価値説の話です。


アトキンソンは、
課題や対象へのモチベーションを次の式で表しました。

達成へのモチベーション=MS × PS × IS
                            ↓
                          (1-PS)

MS(動機):達成したいという動機(個人的特性)
PS(期待):目標達成の主観的確率(自信度)
IS(誘引):目標達成の魅力(価値)

※3つの要因のうちどれか1つでもゼロであれば、
  達成へのモチベーションは生じません。
※PSは確率なので0~1の間の数値で表される。
※易しい課題はPS(自信度)は高くなるが、IS(満足感)は低い
  難しい課題はPS(自信度)は低くなるが、IS(満足感)は高い
  この関係性からISは(1-PS)で表すことができる。

例1)
Sさんはどの目標を選ぶべきでしょうか?

目標①:達成の可能性が高い、易しい課題
目標②:達成の可能性が低い、難しい課題
目標③:目標①と②の中間
同一人の中で考えるのでMSは1.0とします。

これを公式に当てはめると以下になります。

      MS    PS   IS=(1-PS)
目標① 1.0 × 0.9 × 0.1 = 0.09
目標② 1.0 × 0.1 × 0.9 = 0.09
目標③ 1.0 × 0.5 × 0.5 = 0.25 ←最大(五分五分) 

結果⇒理論的にはPS=0.5、すなわち、達成できるかできないか、
     期待がちょうど五分五分の課題で達成へのモチベーションが最大となる。
     実際には、期待値(PS)が0.5よりやや低い課題、
     すなわち、達成可能性が五分五分よりやや難しい課題のときに、
     達成へのモチベーションが最大になる。
     よって、目標②が適した課題である。

例2)
達成へのモチベーションが高いのは誰でしょうか?

Aさん:K難関大学志望(MS)、合格確実(PS)
Bさん:K難関大学志望(MS)、ボーダーライン(PS)
Cさん:大学はこだわらない(MS)、合格確実(PS)

これを公式に当てはめると以下になります。

     MS    PS   IS=(1-PS)
Aさん 1.0 × 0.7 × 0.3 = 0.21
Bさん 1.0 × 0.5 × 0.5 = 0.25 ←最大
Cさん 0.7 × 0.7 × 0.3 = 0.147 

結果⇒Bさんが合格の可能性は低いが、
     モチベーションは高い。

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ランチ勉強会をやってみました その9 へ続く・・・ 

誠に勝手ではありますが、
明日のブログは休ませていただきます・・・ 

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