「いい質問」が人を動かす その5
いつも
気持ち玉ありがとうございます。
僕が・・・
読んだ本の中で、
共感した言葉を紹介したいと思います。
前回紹介しきれなかった
「いい質問」が人を動かす その4 の続きです。
「『いい質問』が人を動かす」 谷原 誠 文響社
☆最近、うまくいっていないこと多くありませんか?
それは「いい質問」をしていないからです。
「いい質問」をすれば、
仕事、人間関係が良好になるのだそうです。
弁護士という視点から「質問」の大切さをわかりやすく説明しています。
これ以下ネタバレ!
ご注意ください!
P186
【上司の2つの責任とは?】
上司と部下の関係において、
上司に課せられる責任は2つあります。それは次の2つです。
1 部下に正確かつ迅速に仕事をさせる。
2 部下を育てる。
~中略~では、正確かつ迅速に仕事をさせるには、何が必要でしょうか。
それは、部下が、
自分が行うべき業務を正確に認識するように的確に指示を出します。
場合によっては詳しく説明します。
それによって部下が正確に業務を認識することも多いでしょう。
しかし、部下が正確に認識したかどうかはどうやって判断するのでしょうか。
その業務の根底にある考え方まで把握しているでしょうか。
それがわかっていないと、
予想外の事態が起こったときに対処できないのではないでしょうか。
私も部下を持つ身として、このような不安を持つことがあります。
この点を解決するのが質問です。
上司が部下に対し、指示命令をする代わりに質問をするのです。
質問をすると、部下が自分で考えて自分で答えを出します。
その答えを聞くと、本人が本当に理解しているかどうかがわかります。
「○○したらどうする?」「○○と○○だったら、どちらを選ぶ?」
というように想定される事態を質問し、考えさせ、答えさせます。
しかし、多くの上司は、このようなことをせず、指示命令をします。
それは、時間がもったいないからです。
指示命令で手早く済ませた方が合理的だと思っているからです。
しかし、本当にそうでしょうか。
簡単な事務作業だったら、考え方も何もありませんから、指示命令でよいでしょう。
しかし、取引相手がある仕事だったり、
現場で対応が必要な仕事だったりする場合、
十分理解をしないまま仕事をしていると、思わぬミスを犯す可能性があります。
また、いちいち上司の指示を仰ぐために連絡と相談が必要となるかもしれません。
結局はその方が時間の無駄ではないでしょうか。
もちろん指示命令も必要ですし、すべて質問で指示するわけではありません。
適切に使い分けることが大切なのです。
まず、単純な作業、応用を要しない作業、
すでに経験がある等でわざわざ確認を取るまでもない作業の場合には、
指示命令で必要最低限の指示をします。
それ以外のきちんと理解が必要な業務に関しては、
時間はかかるかもしれませんが、しっかりと質問をすることにより、
部下が理解をしているかどうかを確認することが、
結果的には正確かつ迅速な仕事をすることにつながります。
次に、上司には部下を育てる責任があります。
なぜなら会社は永続することを予定しており、若い者が育って上司となり、
また若い者を指導してゆくことが予定されているからです。
また、上司といっても経験があるだけです。
自分の経験など取るに足らないものだと思います。
私は20年以上弁護士をしていますが、自分で知らないことの方が多くあります。
部下からの提案に「そんな方法があったのか!」と驚くこともあります。
おそらく今後、30年、40年と弁護士経験を積んだとしても、同じでしょう。
したがって、部下をしっかりと育て、部下の頭脳を借りて、
上司の提案以上に優れた提案をさせることも大切です。
部下を育てるには、ディスカッションに十分時間を取る必要があります。
まず、業務の大まかな方向性と目指すべきところを説明します。
その後で、こう質問します。「君はどうすればよいと思う?」そうすると、
部下が答えます。
不十分な答えのときもあるでしょう。
そうしたら、その弱点を指摘するのです。
「そのやり方の場合、○○になったら、どうクリアするつもりだ?」
部下はクリアする方法を考えますが、無理だと思ったら、
また他の方法を考えるでしょう。これを繰り返します。
多くの上司はこの方法をを採用しません。
なぜなら、これは多くの時間を取られてしまい上司にとって苦痛だからです。
しかし、自分の責任を自覚しましょう。上司には部下を育てる責任があるのです。
どうしても部下が適切な答えを言えない場合は、アイデアを示唆しましょう。
「こう考えてみたら、どうだろうか?」そこから、また部下の思考が始まります。
そして、自分で答えを見つけ出させるのです。
そのようなプロセスが、人を成長させます。
自分で考え、自分で答えを出したことによって、人は成長するのです。
その過程では、上司は決して押しつけはいけません。
部下の成長の手助けをする、という気持ちでいることが大切です。
コーチングと同じ考え方です。
私の法律事務所には、私の部下の弁護士やスタッフが多数います。
新人で入ってきたときは、教えることの方が多くあります。
しかし、質問を使って指示をしていると、次第に指示すること減ってきます。
部下が成長してくるからです。そうすると依頼者からの信頼も高まります。
結果的に私の仕事が減るのです。
部下が成長すれば、上司のやる仕事は減ります。
P238
【金持ち投資家と破産寸前の男】
質問は他人にばかりするものではなく、自分に対しても行うものです。
考えるというのは、自分に質問するということです。
自分に良い質問をすれば、良い方向に思考が回転し、
悪い質問をすれば悪い方向に思考が回転します。
「なぜ俺はダメなんだ?」と自分に問いかけて、
良い答えが生まれるはずがありません。
「自分が他人より優れているところはどこか?
どうすれば自分の長所を伸ばせるか?」と
質問するから良い答えが生まれるのです。
その意味で、自分に質問をするということは、
自分をコントロールするということでもあります。
人生で成功するためには自己コントロールが不可欠ですが、
自己コントロールをするための一番の近道が自分に良い質問をすることです。
弁護士特有の質問方法が、
ビジネスで果たして使用できるのか、と思われるかもしれませんが、
弁護士であろうがビジネスマンであろうが、質問の仕方はとても大切で、
相手を喜ばせたり、怒らせたりすることも質問ひとつなので、
とても気をつけなければいけないですね。
気持ち玉ありがとうございます。
僕が・・・
読んだ本の中で、
共感した言葉を紹介したいと思います。
前回紹介しきれなかった
「いい質問」が人を動かす その4 の続きです。
「『いい質問』が人を動かす」 谷原 誠 文響社
☆最近、うまくいっていないこと多くありませんか?
それは「いい質問」をしていないからです。
「いい質問」をすれば、
仕事、人間関係が良好になるのだそうです。
弁護士という視点から「質問」の大切さをわかりやすく説明しています。
これ以下ネタバレ!
ご注意ください!
P186
【上司の2つの責任とは?】
上司と部下の関係において、
上司に課せられる責任は2つあります。それは次の2つです。
1 部下に正確かつ迅速に仕事をさせる。
2 部下を育てる。
~中略~では、正確かつ迅速に仕事をさせるには、何が必要でしょうか。
それは、部下が、
自分が行うべき業務を正確に認識するように的確に指示を出します。
場合によっては詳しく説明します。
それによって部下が正確に業務を認識することも多いでしょう。
しかし、部下が正確に認識したかどうかはどうやって判断するのでしょうか。
その業務の根底にある考え方まで把握しているでしょうか。
それがわかっていないと、
予想外の事態が起こったときに対処できないのではないでしょうか。
私も部下を持つ身として、このような不安を持つことがあります。
この点を解決するのが質問です。
上司が部下に対し、指示命令をする代わりに質問をするのです。
質問をすると、部下が自分で考えて自分で答えを出します。
その答えを聞くと、本人が本当に理解しているかどうかがわかります。
「○○したらどうする?」「○○と○○だったら、どちらを選ぶ?」
というように想定される事態を質問し、考えさせ、答えさせます。
しかし、多くの上司は、このようなことをせず、指示命令をします。
それは、時間がもったいないからです。
指示命令で手早く済ませた方が合理的だと思っているからです。
しかし、本当にそうでしょうか。
簡単な事務作業だったら、考え方も何もありませんから、指示命令でよいでしょう。
しかし、取引相手がある仕事だったり、
現場で対応が必要な仕事だったりする場合、
十分理解をしないまま仕事をしていると、思わぬミスを犯す可能性があります。
また、いちいち上司の指示を仰ぐために連絡と相談が必要となるかもしれません。
結局はその方が時間の無駄ではないでしょうか。
もちろん指示命令も必要ですし、すべて質問で指示するわけではありません。
適切に使い分けることが大切なのです。
まず、単純な作業、応用を要しない作業、
すでに経験がある等でわざわざ確認を取るまでもない作業の場合には、
指示命令で必要最低限の指示をします。
それ以外のきちんと理解が必要な業務に関しては、
時間はかかるかもしれませんが、しっかりと質問をすることにより、
部下が理解をしているかどうかを確認することが、
結果的には正確かつ迅速な仕事をすることにつながります。
次に、上司には部下を育てる責任があります。
なぜなら会社は永続することを予定しており、若い者が育って上司となり、
また若い者を指導してゆくことが予定されているからです。
また、上司といっても経験があるだけです。
自分の経験など取るに足らないものだと思います。
私は20年以上弁護士をしていますが、自分で知らないことの方が多くあります。
部下からの提案に「そんな方法があったのか!」と驚くこともあります。
おそらく今後、30年、40年と弁護士経験を積んだとしても、同じでしょう。
したがって、部下をしっかりと育て、部下の頭脳を借りて、
上司の提案以上に優れた提案をさせることも大切です。
部下を育てるには、ディスカッションに十分時間を取る必要があります。
まず、業務の大まかな方向性と目指すべきところを説明します。
その後で、こう質問します。「君はどうすればよいと思う?」そうすると、
部下が答えます。
不十分な答えのときもあるでしょう。
そうしたら、その弱点を指摘するのです。
「そのやり方の場合、○○になったら、どうクリアするつもりだ?」
部下はクリアする方法を考えますが、無理だと思ったら、
また他の方法を考えるでしょう。これを繰り返します。
多くの上司はこの方法をを採用しません。
なぜなら、これは多くの時間を取られてしまい上司にとって苦痛だからです。
しかし、自分の責任を自覚しましょう。上司には部下を育てる責任があるのです。
どうしても部下が適切な答えを言えない場合は、アイデアを示唆しましょう。
「こう考えてみたら、どうだろうか?」そこから、また部下の思考が始まります。
そして、自分で答えを見つけ出させるのです。
そのようなプロセスが、人を成長させます。
自分で考え、自分で答えを出したことによって、人は成長するのです。
その過程では、上司は決して押しつけはいけません。
部下の成長の手助けをする、という気持ちでいることが大切です。
コーチングと同じ考え方です。
私の法律事務所には、私の部下の弁護士やスタッフが多数います。
新人で入ってきたときは、教えることの方が多くあります。
しかし、質問を使って指示をしていると、次第に指示すること減ってきます。
部下が成長してくるからです。そうすると依頼者からの信頼も高まります。
結果的に私の仕事が減るのです。
部下が成長すれば、上司のやる仕事は減ります。
P238
【金持ち投資家と破産寸前の男】
質問は他人にばかりするものではなく、自分に対しても行うものです。
考えるというのは、自分に質問するということです。
自分に良い質問をすれば、良い方向に思考が回転し、
悪い質問をすれば悪い方向に思考が回転します。
「なぜ俺はダメなんだ?」と自分に問いかけて、
良い答えが生まれるはずがありません。
「自分が他人より優れているところはどこか?
どうすれば自分の長所を伸ばせるか?」と
質問するから良い答えが生まれるのです。
その意味で、自分に質問をするということは、
自分をコントロールするということでもあります。
人生で成功するためには自己コントロールが不可欠ですが、
自己コントロールをするための一番の近道が自分に良い質問をすることです。
弁護士特有の質問方法が、ビジネスで果たして使用できるのか、と思われるかもしれませんが、
弁護士であろうがビジネスマンであろうが、質問の仕方はとても大切で、
相手を喜ばせたり、怒らせたりすることも質問ひとつなので、
とても気をつけなければいけないですね。

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