社員が育つ「人事評価制度」のつくり方-人材育成に直結する人事制度のPDCAとは- その3

社員が育つ「人事評価制度」のつくり方-人材育成に直結する人事制度のPDCAとは- その2
の続きです。


【「目標管理」が失敗する理由】

◇失敗の原因
  ①目標設定
   ⇒ハード面(環境)
     会社として重要性を打ち出せていない
     上司の中で優先順位が低い
     密室で、上司主導で行なわれる
   ⇒ソフト面(個人)
     「課題」選定の難しさ
     「具体策」選定の難しさ
     「言語化」「数値化」の難しさ
     目標にコミットできる人の少なさ
  ②進捗管理
   ⇒ハード面(環境)
     進捗管理がブラックボックスである
     PDCAのポイントが理解されていない
     チェックのタイミングが悪い
   ⇒ソフト面(個人)
     自制することの難しさ
     行き詰った時の問題放置(もういいや)
     OJTが効果的でない
  ③評価
   ⇒ハード面(環境)
     人事部・評価者の負担が大きい
   ⇒ソフト面(個人)
     「達成基準」に対する見解の相違
     未達の繰り返しによる「負け癖」
     やらない事に対する「慣れ」

◇みんなが慣れるまで目標管理を評価につなげない
◇教育ツールとして使う。もしくは止めるのもひとつ


【目標管理のポイント】

◇目標の種類
  ①ミッション
   組織目標からブレークダウンされた、個人の任務やタスク。
   中期計画の一部や、短期的なイレギュラー業務など。
  ②能力アップ
   役割レベルを上げるために、
   個人として身に付けるべき知識・技能・意識など。
   「長所を伸ばす」「短所を直す」の2つの観点がある。

  ⇒上位職ほど、「ミッション」を通じて「能力アップ」を図る
  ⇒下位職ほど、「能力アップ」を通じて「ミッション」を遂行する
                   ↓
   2つの観点で「チャレンジ目標を」(背伸び程度)設定する

◇目標を計画にする(PDCAのコツ)
  ①Plan(計画)のコツ
   工夫して活動すれば100%達成できるプランである(行動のプランである)
   ストレスが「過多」でも「過少」でもない目標値である
  ②Do(実行)のコツ
   結果(≠成果、=成功or失敗の見極め)が確認できるまで徹底する
   労働時間は増やさず完遂する工夫をする
  ③Check(確認)のコツ
   「Do」の達成度でなく、「Do」の結果として分ったことを「Check」する
   進捗が”見える化”されている、進捗を”随時”確認できる
  ④Act(改善)のコツ
   「成功事例」は共有する、失敗を過度に追求しない
   いわゆる「思考法」を積極的に活用して問題解決を図る


次回へ続く・・・ 

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