世界史は化学でできている その9

いつも
気持ち玉ありがとうございます。

僕が・・・
読んだ本の中で、
共感した言葉を紹介したいと思います。

前回紹介しきれなかった

世界史は化学でできている その8 の続きです。

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『世界史は化学でできている』 左巻 健男 ダイヤモンド社

☆392ページの分厚さ、世界史や化学という言葉に対してのアレルギー反応。
 ぱっと見て、手に取ろうと思わない類の本です。
 しかし、内容はよくできています。
 簡単に言うと「化学の歴史」です。
 僕らが生まれた時から、何の違和感もなく使っている物質などを、
 エピソードを交えて、興味深く説明しています。





これ以下ネタバレ!
ご注意ください!





P328
【プラスチックの廃棄物問題】
プラスチックは大変有用だが、使用後はその丈夫さ、強さゆえに問題が生じる。
長所は短所にもなる。それがプラスチック廃棄物の問題だ。
自然界にプラスチックを分解する微生物は少なく、いつまでも残る。
プラスチック廃棄物はかさばるため、埋立地ではよく目立つ。
密度が小さいため重量はさほどではないが、
廃棄物のなかにおける容積占有率が高く、
処理場・埋立地不足を加速する元凶とも見られている。
また、自然環境中に散逸したプラスチック製品のなかには、
回収することが非常に困難なものも多く見られる。
水鳥の足に絡みついた釣り糸や、
ウミガメなど海生生物の体内に蓄積した
プラスチック製の袋やマイクロプラスチック
(水の流れや紫外線により細かく粉砕され、
粒径五ミリメートル以下となったプラスチック)など、
プラスチックゴミが野生動物の命を脅かし、環境を傷つけていることが、
問題になっているのだ。
そこで、「生分解性プラスチック」の開発が進められてきた。
生分解性プラスチックは、通常のプラスチックと同様に使うことができ、
使用後は自然界に存在する微生物のはたらきで、
最終的には水と二酸化炭素に分解されるプラスチックである。
その一つ「ポリ乳酸」は、乳酸発酵してできた乳酸を重合したものだ。
ポリスチレンやPET(ポリエチレンテレフタラート)の性質と似ており、
通常の使用環境下では分解しにくい。
ちなみに、A四サイズのポリ乳酸シートは
トウモロコシ一〇粒からつくることができる。
ただし、ポリ乳酸はいまのところ比較的高価であり、
生分解に五〇℃以上の温度を必用とするため、
海洋環境中では分解されにくいという短所がある。

 学生時代に化学を苦手にしていた人も(僕も含めて)、
   今読めば苦痛なく楽しめる内容でした。
   


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