スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 その1

いつも

気持ち玉ありがとうございます。


僕が・・・

読んだ本の中で、
共感した言葉を紹介したいと思います。
今回も以前の
スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 その1
に引き続き、覚えておいたほうが良いと感じた部分を、
紹介したいと思います。


画像



「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編」 
                      ティモシー・テイラー かんき出版

☆以前紹介したミクロ編が大変勉強になったので、
  その姉妹編とでもいいましょうか、マクロ編を紹介します。
  需要と供給、インフレとデフレのようにどっちがどっちだったか、
  いつも悩んでいた方もこれを読んだら解決することでしょう。
  悩んでいるのは僕だけかな(笑)
 




これ以下ネタバレ!
ご注意ください!






P15
【マクロ経済学には4つの目標がある】
まず、マクロ経済政策の4つの目標は、次の通りです。
①経済成長②失業率の低下③インフレ率の低下④持続可能な国際収支 
これらの関係性を考えるためのフレームワークが、
総需要・総供給モデルと呼ばれるものです。
このモデルを使うとマクロ経済の分析が容易になり、経済成長と失業、
インフレ、国際収支のあいだで起こるトレードオフを理解しやすくなります。
さらに、それらの目標を達成するための道具が
「財政政策」と「金融政策」の2つです。
財政政策とは、国の収支にかかわる政策のことです。
これには国の予算や財政赤字などの問題が含まれます。
一方、金融政策とは、FRB(中央銀行)が決定する政策のことです。
こちらは金利や信用、国全体のお金の流通量といったことにかかわってきます。

P16
【GDPは経済の大きさを測る道具】
GDPは、1年間に生産(供給)された最終生産物の総額と定義されます。
1年間に国全体でどれだけのものが生産され、売られたかということです。
一方でGDPは、消費(需要)の面から定義することもできます。
1年間にどれだけのものが買われたかということです。
売られたものと買われたものの総額は等しくなるはずなので、
どちらの面から見てもGDPは同じということになります。

P19
その次に重要なデータは、実質GDPと呼ばれるものです。
これはGDPをインフレ率で調整した数値です。
たとえばある年に、GDPが5%増加したとしましょう。
その年の物価を見ると、前年より3%上昇していたとします。
この場合、GDPの増加のうち、3%は物価の上昇によるものと考えられます。
値段が高くなったので、同じだけのものを生産していても
GDPが大きくなったように見えるのです。
このインフレ分を引くと、実際に生産された商品やサービスの増加分は、
2%ということになります。とくに長期的な比較をするときには、
このようにインフレ率を差し引いて考えることが不可欠になってきます。

P20
【売買の対象以外のものはGDPでは把握できない】
GDPは、けっして万能ではありません。世の中のどんな経済データにも、
かならず欠陥はあります。GDPの欠点は、
売買されたものの総額で経済を測るので、
売買の対象とならないものについては把握できないということです。
典型的な例が、家庭内の生産です。1960年代後半から1970年代初頭にかけて、
非常に多くの女性が企業の労働現場に進出しました。
それによって、以前は家庭内でまかなわれていた
商品やサービス(食事や掃除、育児など)が市場で売買されるようになり、
GDPの計算対象に入ってきました。結果としてGDPは大幅に増加しましたが、
これは人々の暮らしを反映した数字ではありません。
実際に商品やサービスが増えたわけではなく、
以前は家庭内にあって見えなかったものが、
市場に出てきて見えるようになっただけの話です。


スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 その2 へ続く・・・ 

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