長期ビジョンで物事を考える その2

長期ビジョンで物事を考える その1
の続きです。


もちろん、日常業務をこなしていき、
目先の目標をひとつずつ達成していくことも大切ではあります。

みなさんは「グレシャムの法則」という言葉をご存知でしょうか?
「グレシャムの法則」というのは、
英王室の財務官だったグレシャムが、
エリザベス女王に対して進言した言葉です。

「悪貨は良貨を駆逐する」
品質の悪い(純度の低い)貨幣と品質の良い(純度の高い)貨幣が、
同時に流通すると品質の良い方の貨幣は、
使わずにしまっておかれたり、金に戻されて使われたりするため、
結果として品質の悪い貨幣だけが流通するようになり、
経済に悪影響が及ぶという現象を言ったものです。

このグレシャムの法則を、
有名な経済学者であるバーナード・サイモンがビジネスに当てはめて、
「単純な定型業務は創造的な業務を駆逐する」と唱えました。
(ここでいう単純な定型業務は日常業務、
創造的な業務は長期ビジョン、改善活動、新製品や新規ビジネスのことを指す)

そういった目先の日常業務に追われていると、
肝心な中長期のビジョンを考えることが、おろそかになり、
いざ苦しい時期になったときに策を講じてみても、
もう手遅れだったということにもなりかねません。

中長期ビジョンや中長期計画は、
それだけ大切だということを理解してほしいと思います。
もちろん日常業務も大切ですし、
おろそかにしてはいけません。

しかし、改善活動は上司が考えれば、
長期ビジョンは社長が考えればいいというものでもありません。
上司や社長はスーパーマンでもありません。
創造的な業務は社員全員で考えないといけないのです。

だから、1日たったの10分でもいいので、
改善活動や長期ビジョンを自問自答する時間を、
1週間に30分でもいいので周りの人と議論する時間を、
無理矢理にでも作ってほしいと思います。


長期ビジョンで物事を考える その3 へ続く・・・ 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック